今回は筋肉の触り方についてです。
１．皮膚の感覚について
タオルを用意して、指の腹と手の甲で触ってみます。指の腹はラベルの素材とタオルの部分の差や段差を感じ取れるとれますが、手の甲の方は感じ取りにくいです。そのため筋肉を探すには敏感な指の腹を使います。
２．圧力について
マッサージは、ゴリゴリ刺激することが目的ではなく、固くなった筋肉をほぐすことが目的です。圧力は、イタ気持ち良い程度、顔を構成する表情筋は繊細で薄い筋肉ですので 100ｇから400ｇ。骨格筋である咬筋と側頭筋でも500gから700gもあれば十分です。
３．筋肉がマッサージ前後で緩んだか確認する方法
触る:マッサージ前に顔を触って弾力や筋肉の硬さを感じます。マッサージ後に、顔を触って感じる弾力や筋肉の硬さが、マッサージ前に比べて緩和されているかを確認します。
動作確認: マッサージ前に笑顔を作ったり、口を開けたり閉じたりして、顔を鏡で確認します。マッサージ後に、笑顔を作ったり、口を開けたり閉じたりして、動きがスムーズになっているかを鏡で確認します。不快感や緊張が減少していることが体感できれば、筋肉の緩みを確認できます。
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